antique shop
antique shop mitsuketa
私の経営するお店です。大分県竹田市で産声を上げて、10年となります。
高価な物は何一つなく、「ただ好き」という理由だけで収集してきたものばかりです。
現在では空間のリノベ+アンティークといったことも
その理由の一つになっています。
※画像は旧shopになり、現在は移転し、これから新しく生まれ変わるためにリノベ予定です。
空間が出来るまでを、このサイトでご紹介する予定です。
枯れたものの魅力
枯れるという、言葉が骨董の世界ではよく使用されますが、
雰囲気を保ちながら古びていく様子。でしょうか。
鉄でも木材でも経年の変化がモノによい表情を纏ってくれます。
このようなモノの魅力は、幾重に重ねても画になること、
油絵の具を何度も塗り重ねたような奥行きもまた魅力の一つです。
育つもの
どんなに古い骨董や道具も、最初は新しいものであったはず。
今、私の町にも多くの工芸作家さんが移り住まわれていますが、それはそれは
丁寧な仕事と繊細な作業で一つのカタチになるまでは
相当な時間を費やすことに成るのだと感じます。
しかし、その費やしてきた作品の何倍もの時間をかけて
ヒトノテからヒトノテへ繋がり、そしてその時間が味わいとなり
残ってゆく。そういった意味でも
やはり見かけだけでなく、そのプロセスに思いを馳せることが
手仕事の魅力であり、「育つ」ということかもしれません。